セルフイメージを書き換える言葉の力|「私、失敗しないので」に学ぶ在り方

朝のやわらかな光の中で、自分の可能性を信じて前を向く女性のイメージ
言葉を変えると、在り方が変わる。

「できない自分」は、本当に本当でしょうか

「私には才能がない」
「どうせまた失敗する」
「私は、あの人のようにはなれない」

そんなふうに、自分で自分の可能性を小さく決めてしまうことはありませんか。

けれど、その“できない自分”は、本当に本当なのでしょうか。
もしかするとそれは、過去の経験や、誰かとの比較から生まれた、ひとつのセルフイメージにすぎないのかもしれません。

感謝の朝活771日目。
この日のテーマは、「悩みはすべてフィクション。あなたの本質は自由自在」というものでした。

そして、私の中でとても大切にしている言葉があります。

「私、失敗しないので」

少し冗談のように聞こえるかもしれません。
けれど、この言葉には、自分の在り方を整え、本来の力を引き出してくれる、大きな力があると感じています。

悩みは、比較から生まれるフィクション

東洋哲学の視点では、私たちが抱える「強い・弱い」「できる・できない」「良い・悪い」といった概念は、絶対的なものではありません。

たとえば、身長。
あなたは「大きい」ですか。「小さい」ですか。

クジラと比べれば小さい。
ハムスターと比べれば大きい。

つまり、答えは「何と比べるか」によって変わります。

これは、才能や能力も同じです。
「私はできない」と思っていることも、誰かと比べてそう感じているだけかもしれません。
ある場面では苦手でも、別の場面では誰かの役に立てることもあります。

私たちは、比較によって生まれた一時的な概念を、まるで自分の本質であるかのように握りしめてしまうことがあります。

でも、本質の自分はもっと自由です。
過去の失敗だけで、未来の自分まで決めなくていいのです。

ゴム管を握りしめて泣いていた頃

今でこそ私は、採血や穿刺の場面で、患者さまから「本当に上手ですね」「痛くなかったです」と言っていただくことがあります。

同僚の新人看護師から、
「どうしたらそんなに上手くなれるんですか?」
と聞かれることもあります。

そんな時、私は少し笑いながら、こう答えます。

「ドクターXのように、『私、失敗しないので』というマインドでやっているよ」

けれど、最初からそうだったわけではありません。

透析室に勤務し始めたばかりの頃、私はシャント血管への穿刺がうまくできず、何度も失敗しました。
透析の針は太く、失敗すれば患者さまに痛い思いをさせてしまいます。

申し訳なさ。
悔しさ。
自分への情けなさ。

仕事帰りに、何度も涙を流しました。

どうしても上手くなりたくて、先輩にコツを聞きました。
家に帰ってからは、紙とゴム管で自作の模擬血管を作り、何度も何度も練習しました。

うまくいかない日もありました。
患者さまから厳しい言葉をいただくこともありました。

それでも、影では練習を重ねました。
自宅でゴム管を握りしめながら、何度もイメージトレーニングをしました。

その積み重ねの先に、気づけば私は、同僚が難しいと感じる場面で「最後の砦」として呼ばれるようになっていました。

言葉は、自分の状態をつくる

もちろん、言葉を唱えるだけで技術が身につくわけではありません。
努力も、練習も、経験も必要です。

けれど、同じだけ努力をしていても、心の中でずっと
「また失敗するかもしれない」
「私は下手だから」
と思い続けていたら、本来の力は出しにくくなってしまいます。

難しい場面でこそ、私は自分に言います。

「私、失敗しないので」

これは、傲慢になるための言葉ではありません。
自分を過信するための言葉でもありません。

不安に飲み込まれず、最高の自分としてその場に立つための言葉です。

「できない自分」という古いラベルを一度脱ぎ、
「今ここで、最善を尽くす私」として立つ。

その在り方が整った時、手の力みが抜け、呼吸が深くなり、集中が戻ってきます。
そして、本来積み重ねてきた力が、静かに発揮されていくのです。

あなたは普段、自分にどんな言葉をかけていますか。
その言葉は、あなたを励ましているでしょうか。
それとも、知らず知らずのうちに、自分を縛っているでしょうか。

完璧でなければならない、というフィクション

かつての私は、看護師長という役割や、「完璧でなければならない」という思いに強く囚われていました。

人に迷惑をかけてはいけない。
弱さを見せてはいけない。
ちゃんとしていなければならない。

そのフィクションを握りしめすぎて、心身のバランスを崩したことがあります。

けれど、一度その世界が崩れ、社会的な立場や役割を手放した時、私は知りました。

人生は、何度でも描き直せる。
自分だと思い込んでいたものは、本当の自分のすべてではなかった。

過去の失敗も、苦しかった出来事も、今ではすべて「魂を磨くためのネタ」だったのだと思えます。

もちろん、苦しみの最中にいる時は、そんなふうに思えないこともあります。
けれど、少しだけ俯瞰してみると、人生の出来事はすべて、自分を深める材料になっているのかもしれません。

今日からできる、セルフイメージを書き換える小さな実践

セルフイメージを書き換えるために、特別なことをする必要はありません。

まずは、今日の自分の口ぐせをひとつ見つめてみてください。

「どうせ無理」
「私なんて」
「また失敗する」

そんな言葉に気づいたら、責めるのではなく、そっと言い換えてみます。

「今、練習している途中」
「私は少しずつ上手くなっている」
「今日の私は、最善を尽くせる」

大切なのは、無理にポジティブになることではありません。
自分を縛る言葉から、自分を自由にする言葉へ、少しずつ選び直すことです。

そして、ここぞという場面では、胸の中で静かに唱えてみてください。

「私、失敗しないので」

それは、自分を励ます祈りのような言葉。
本来の力を思い出すための、スイッチのような言葉です。

まとめ|人生はいつからでも描き直せる

悩みの多くは、比較や思い込みから生まれたフィクションなのかもしれません。

「私は弱い」
「私はできない」
「私は失敗する」

そう決めつけているのは、過去の経験から作られたセルフイメージです。

けれど、あなたの本質はもっと自由です。
人生は、いつからでも、何度でも描き直せます。

今日、自分にかける言葉をひとつだけ変えてみましょう。
それだけで、立ち姿が変わり、選ぶ行動が変わり、目の前の世界の見え方が少しずつ変わっていきます。

感謝の朝活では、毎朝、自分の在り方を整え、感謝と言葉の力を実践しています。
必要な方に、必要なタイミングで届きますように。

感謝の朝活はこちらからご覧いただけます。
https://congenial.jp/asa/

今日も、最高の自分をデザインしていきましょう。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。


Marilyn's Room:今朝の東洋哲学キーワード

✨ 龍樹(りゅうじゅ)の「非対称性の打破」

物事の「良い・悪い」「強い・弱い」は、それ単体で存在しているのではなく、何かの比較によって仮に作られた「幻(フィクション)」であるという教え。この本質に気づくと、「ダメな自分」という思い込みから自由になり、いつでも新しい自分をデザインできるようになります。

🌸 音村真凛からのご案内 🌸

朝が変われば、人生が変わる。
毎朝6時「感謝の朝活」

ブログの更新情報や朝活のご案内を、LINEとメルマガでお届けしています。 確実に受け取りたい方は、ぜひご登録ください。


毎朝6:00〜6:30 on Zoom 月額3,300円(税込)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です