朝のエネルギーが、その日の自分を決める

「今日も忙しくなりそう…」「なんとなく身体が重い…」
そんな気分のまま1日をスタートしてしまうこと、ありませんか?
家事、仕事、さまざまな役割をこなす毎日の中で、朝からテンションを上げるのが難しいのは当然のことです。その気持ち、よく分かります。
でも、その「なんとなくどんよりした朝」をそのまま引きずって1日を過ごすのは、とてももったいない!
朝一番のエネルギーが、その日1日の行動の質を決める。今日は、そのことについてお話しします。
まず、ホルモンのことを少しだけ知っておいてください
「ホルモン」と聞くと難しそうに聞こえますが、種類とざっくりした役割を知っておくだけで、自分の体の反応がすごく腑に落ちてきます。
私は、色々なことをやっていますが、実は看護師歴20年以上のベテランでもあります(笑)。ここで、ホルモンのことを少し整理してお伝えしますね!難しい話はしませんので、ご安心ください。
アドレナリン
心拍数・血圧を急上昇させ、瞬間的な「闘うか逃げるか」反応をつくる。効果は短時間で、危機が去ればすぐ下がる。
瞬発力ノルアドレナリン
覚醒・警戒・集中を高める。適量なら集中力アップ。過剰になると不安・不眠・攻撃性につながる。
覚醒・集中コルチゾール
血糖値を上げエネルギーを確保する。朝の急上昇は正常な覚醒反応。慢性化すると免疫低下・記憶力低下に。
持続対応セロトニン
気分の安定・穏やかな幸福感・睡眠の質を整える。朝の光、リズム運動、声を出すことで分泌が促される。
幸福・安定ドーパミン
意欲・行動力の源。目標達成や小さな「できた!」という感覚でも分泌される。毎朝のルーティン完了が積み重なると安定して出やすくなる。
やる気・報酬オキシトシン
人とのつながり・安心感・信頼感をつくる。感謝を伝える、誰かに挨拶するだけでも分泌される。
絆・信頼朝一番に声を出す・挨拶するだけで起きること
(リズム運動)
(能動的行為)
(人への働きかけ)
いかがでしょう?
ストレスに関わるホルモンも、幸福感に関わるホルモンも、どちらも「悪者」「善者」ではなく、私たちの体に必要な存在です。大事なのは、その時々で、どちらをより多く分泌させる状況に自分を置くか、ということ。
そして、それは朝の入り方で大きく変わります。
朝は、脳の「起動時間」です
朝、目が覚めた瞬間から、体の中では静かなスイッチが入ります。コルチゾールというホルモンが急上昇して、血圧を上げ、血糖値を整え、脳と体を「さあ動くよ」モードに切り替えていく。そんな準備が、毎朝自動で動いているんです。
これ、パソコンの起動に似ていると思いませんか?
電源を入れてから使えるようになるまでの、あの時間です。
大事なのは、この「起動の質」。機嫌よく立ち上がるか、エラーを抱えたまま立ち上がるか。それがその日の処理速度に響いてくるのです。
朝、気分よくスタートできると、脳は集中・判断・感情のコントロールがしやすい状態で動き始めます。
逆に、不安やネガティブな気持ちを抱えたまま動き始めると、その影響が午前中いっぱい、場合によっては一日中続くこともあります。
「朝の入り方を大事に」とよく言われるのは、根性論でも精神論でもなく、脳と体の仕組みとしてそうなっているからなんです。
脳には「最初の気分を証明しようとする」癖がある
もうひとつ、知っておいてほしい脳の癖があります。
心理学では「確証バイアス」と呼ばれるもの。簡単に言うと、「自分が最初に持った気持ちや思い込みを、証明するための情報ばかりを集めてしまう」脳の性質のことです。
朝、「今日はなんかうまくいかない気がする」という気分でスタートすると、脳は無意識のうちに、その感覚を裏付ける出来事を探し始めます。
ちょっとしたミスが気になる。人の言葉をネガティブに受け取る。「やっぱりね」と思わせる小さな証拠を、次々と集めてしまうのです。
夕方になって「今日はなんかうまくいかない日だったな」と感じるとき、それは本当に悪いことが多かったのではなく、脳が「そういう日」になるように情報を選んで集めていた、ということが多いんです。
逆に、朝から気持ちよくスタートすると、脳はその気分を証明するための出来事を集め始めます。同じ一日でも、受け取り方がまるで変わってくるのです。
朝の1分は、その日の24時間分の「フィルター」をセットする時間でもあるんです。
そこで、朝イチで行う、おススメの行動をお伝えしますね!ぜひ実践してみてください。
🍃 今日の行動提案 🍃
洗面台に立ったら、感謝の言葉を声に出す
洗面台に立ったとき、鏡の中の自分に向かって、明るい声で、笑顔でこう言ってみてください。
「今日も元気に起きられました!ありがとうございます」
「今日も最高に幸せです!ありがとうございます」
口角を上げて、声に出す。それが今日という日を最高の一日にする、やる気スイッチになります。
「当たり前」を「ありがとう」に変える
今この瞬間も、あなたは呼吸をしています。1日に約2万回、なにも意識しなくても、身体のすみずみにまで酸素を届け続けてくれている。
「今日も快適に呼吸ができていることに感謝、ありがとうございます」
そのひとことを、声に出してみてください。すべては決して当たり前ではないことに、気づくことができます。
会う人に、笑顔で明るく挨拶する
「おはようございます!」
職場でも、近所でも、コミュニティでも。今日は相手の顔を見て、いつもよりワントーン高い明るい声で、笑顔で「おはようございます!」と声をかけてみてください。自分から先に、笑顔で声を出す。それだけで自分のスイッチが入るだけでなく、周囲のエネルギーまで明るく変えるパワーに繋がります。
明るい声を出す。ただ、それだけでいいんです。
「朝を整える」と、1日がこんなに変わった
私が毎朝6時から続けている「感謝の朝活」、気がつけば780回を超えました。
続ける中で実感してきたのは、「朝の入り方が、その日の自分を決める」ということです。
朝活を始める前の私は、毎朝なんとなくバタバタと動き出し、気がついたらもう深夜!いや明け方まで作業してしまっている。変な時間に睡魔が襲い、仕事のパフォーマンスが落ちてしまう…そんな日々を送っていました。やることは頑張ってこなしているのに、どこか「無理している感」があった。
不規則な生活で、美容と健康にもよくない影響があったと思います。
でも、毎朝の早起き生活を始めてから、朝のルーティンを持ち、意識的にエネルギーをつくることで、1日の「主役」が自分に戻ってきました。「早起き」&「感謝」習慣で、仕事のスピードが変わる。周りとの関わり方が変わる。何より、1日の終わりに「今日も充実した1日だった!」と後悔の少ない過ごし方ができるようになりました。
大げさに聞こえるかもしれません。でもそれくらい、朝の過ごし方は、大きな影響力を持っているのです。
毎朝の積み重ねが、3ヶ月後の自分をつくる
朝のエネルギーを自分でコントロールできるようになると、毎日が変わります。そして、変わった毎日の積み重ねが、3ヶ月後・半年後の自分をつくっていきます。
大事なのは、完璧にやろうとしないこと。できない日があってもいい。「今日はできなかった、明日またやろう」「どうしたらできるかな」と思考をパッと切り替えられることも、整った朝の習慣から生まれてきます。
決めたらやる。やれない日があっても、また決める。それを繰り返すうちに、気がついたら変わっている。その継続、習慣化こそが、その後の人生を大きく変えていくのです。
朝を整えると、1日が変わる。1日が変わると、人生が変わり始めます。
一緒に、朝を整えてみませんか
私が毎朝続けている「感謝の朝活」は、まさにこの「朝のエネルギーを自分でつくる」ことを一緒に実践する場です。
特別なことは何もしません。感謝を声に出す。今日の自分を整える。ただそれだけ。でも、一人ではなく仲間と一緒に続けることで、続く力が生まれてきます。
「朝を変えたい」「毎日をもう少し丁寧に生きたい」と感じているなら、ぜひ一度、朝活を体験してみてください。
MORNING ACTIVITY
朝を整えると、1日が変わる。
一緒に始めてみませんか。
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