身一つで「家出」して分かったこと
モノも執着も手放した先に見えた、極上の自由と本来の活力

「もっと何かを増やさなきゃ」
「新しいことを始めなきゃ」
「今のままでは足りないかもしれない」
私たちは、ついそんなふうに考えてしまうことがあります。
でも、本当にそうなのでしょうか。
実は、“すでに持っているもの”の中に、活かせるものはたくさんあります。
そして時には、何かを増やすことよりも、思い切って手放すことの方が、本来の自分を取り戻すきっかけになるのかもしれません。
今日は、私が過去に経験した「身一つの家出」から気づいた、自由と活力のお話です。
私は、わりと本気のミニマリストです
私は、ミニマリストです。
何か物質的なものを購入しようかな、と思った時には、必ず買う前に自分に問いかけます。
「これ、本当に必要かな?」
「今あるもので、代用できないかな?」
そして、
「あ、○○を使えばいいから、買わなくても大丈夫じゃん」
という結論になれば、買いません。
だから、引き出しを開けても、棚を開けても、必要最低限のものしかありません。
スッキリしていて、美しくて、気持ちの良い状態が保たれています。
モノが少ないということは、ただ部屋が片づいているということだけではありません。
思考も、心も、行動も、どこか軽くなる。
そんな感覚があります。
冷蔵庫も洗濯機もない家で感じた、極上の開放感
実は私は過去に、ひそかに賃貸物件を契約し、身一つで家出をしたことがあります(笑)
その家には、冷蔵庫もありません。
洗濯機もありません。
炊飯器もありません。
本当に、なーんにもない家でした。
普通に考えたら、とても不便です。
洗濯物は手で洗わなければならない。
要冷蔵のものは買えない。
食事も、生活も、便利とはほど遠い。
それなのに、私はその家に住み始めた時、極上の気持ちよさと開放感で、気分は最高潮でした。
モノがない。
だからこそ、自由でした。
何もないならないなりに、
「じゃあ、どうしようかな?」
「これで工夫できるかな?」
「今日はこうしてみようかな?」
そんなふうに、まるでキャンプをしているような感覚で、日々の暮らしを楽しんでいたのです。
便利さや執着を手放すと、本来の活力が湧いてくる
その時、私は強く感じました。
便利さを手放しても、人は案外、生きていける。
モノがなくても、工夫する力が湧いてくる。
執着を手放すと、本来の活力が戻ってくる。
なりふり構わず、いろいろなものを手放してみたら、私の中から、こんこんとエネルギーが湧き出てくるようでした。
「これがないと無理」
「あれを持っていないと恥ずかしい」
「ちゃんとして見せなければならない」
そんな思い込みを外してみると、人はもっと自由になれるのだと思います。
そして、そんな自分を恥だと思わず、すべてをさらけ出して活動していたら、気づけば何百人もの方々が、私に興味を持って集まってくださるようになっていました。
不思議なものです。
自分を大きく見せようと力んでいる時よりも、自然体で動いている時の方が、人とのご縁はつながっていくのかもしれません。
無理に何かになる必要はない
「この先、どうしていこうかな?」
これは、私自身もよく考えることです。
でも、皆さんとお話ししていて改めて感じたのは、
無理に何かになる必要はない
ということでした。
人は、自分を大きく見せようとしたり、何かを得ようと力んでいる時よりも、自然体で動き、自分の経験や想いを差し出している時の方が、不思議と人が集まります。
ご縁がつながり、循環が生まれていきます。
仕事も同じです。
「納品して終わり」
「サービスを提供して終わり」
ではなく、その先に、人と人とのつながりが生まれること。
想いが循環していくこと。
そこに、これからの時代の豊かさがあるのだと感じています。
滞っている時こそ、「増やす」より「手放す」
もし今、
「なんだか滞っている」
「動きたいのに動けない」
「この先、どうしていけばいいのか分からない」
そんなふうに感じているなら、何かを無理に増やそうとしなくてもいいのかもしれません。
まずは、今ある大事なものを大切にすること。
そして同時に、もう必要のないものを手放してみること。
モノ。
思い込み。
見栄。
執着。
過去の肩書き。
誰かにどう見られるかという不安。
そういったものを少しずつ手放していくと、これまでとは違う行動が自然と生まれてくるかもしれません。
そして、その小さな行動の先に、新しいご縁や循環が生まれていくのだと思います。
今日の小さなワーク
この記事を読んでくださったあなたへ、今日の小さな提案です。
「本当はもう手放してもいいもの」を、一つだけ見つけてみる。
たとえば、
・いつか使うかもと思って残しているもの
・本当は気が重いのに続けていること
・誰かによく見られたくて握りしめているもの
・もう今の自分には合わない考え方
・本当は卒業してもいい人間関係や役割
大きな決断をしなくても大丈夫です。
まずは、一つだけ。
今の自分にとって本当に大切なものを見つめながら、軽やかに手放してみる。
その先に、思っている以上の自由と活力が待っているかもしれません。
「今」という一瞬一瞬を大切に。
今日もすべてのご縁と命に感謝して。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
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